2020年6月15日月曜日

新しい仕事

6月から造園会社の 草むしりおばちゃんを始めました。

京都でも指折りの大きな造園会社らしく、剪定や伐採は男の人達が作業し、

除草専門におばちゃん達が外注で雇われています。

その草むしりおばちゃんは、ずっと口コミだけで繋がっていた仕事みたいですが

今回口コミでは集まらなくなったのか、ハローワークに募集があって、

アルバイトという形での募集に応募して、即採用。

私以外はみんな母と同じ年代の方々が同僚です。

最初からおばちゃんたちのパワフルぶりに圧倒され、あたしが来たお陰で

男の子たちから、おばさんじゃなくて、おねーさんと呼ばれたわ〜とか

とにかく可愛く元気なおばさま達。

男の子達は逆に自分の娘と同じくらいの年代の子が見習いで寮生活してたり、

ベテランさんは親と同世代の人もいますが、20代や30代の人が多く

タバコをふかしながら、大型トラックを器用に運転するような昭和は香りの人が多くて

今まで周りにいなかったタイプの人たちばかりです。

この日は植物園での作業。バラの棘にひっかかると、おばちゃんたちは

この年になったら誰も引っ張ってくれんのに、ここでは大人気で引っ張られてばっかりや

とか、もー、あっちこっち引っ張られてかなんわぁとか冗談言いながら、

え?こんなとこまで?って場所までもぐり込んで草取りしてます。

私の中では、まぁいいやとか、これは無理、とか面倒くさいなぁがどんどんなくなり

禅の修行をしているような感覚になります。

もちろん身体的にも、最初の2週間は全く辛くなかったのですが

徐々に今まで使い込んでいなかった手や足への負担であちこち痛くなり

腰は割れそうに痛いんです〜!というと、みんな最初はそうだって。

そして、そこにいる人たちはみんなそれを克服していると知ってビックリ。

膝や腰、手の腱鞘炎など、酷使して痛めてしまったものは、治らないと思っていましたが

炎症が終わるまで休んでからは、自分の限界ギリギリを少し超えるくらいまで頑張って

それを続けることで身体が鍛えられるんじゃないかってことを話を聞いてて感じます。

おばちゃんたちは克服マニュアルがあって、克服したわけではなく、

仕事を続けるために、試行錯誤をそれぞれ色んな方法でやって、もちろん今も続けて

私より働ける体力と気力を維持してることに驚きました。

私より少し早くから始めた、元教師のおばちゃんは、もうダメ〜とか言いながら

バラが好きで来ているようですが、なんとなく来てたり、おしゃべりが楽しかったりで

続けてるうちに体力がついたりもするのかな。

とにかく私にとって草むしりは毎回、マラソンを走っているような感覚で

4時過ぎるとあと少し!と気力を絞り出して、頭が朦朧とするくらい体力の限界な時もあったり。

そして、おばちゃんたちは娘くらい歳の違う私を気遣って楽な作業や日陰の場所で作業をさせてくれて、

体育会系の部活をしているような達成感と一体感と、不思議なバイトです。





そして週に1度は京丹波町の知り合いの別荘作りの手伝いバイト。

屋根作業は終わり、窓を取り付け、壁の作業に入ります。

自然の中で、マスクをしなくていい作業はありがたいです。


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