2017年7月24日月曜日

虫さんたち

ある日、ピンポーンときて宅急便を受け取りに出たら
宅配のお兄さんが、ハチ、危ないですよーと声をかけてくれて
見上げると玄関にでっかい蜂の巣!
普通だったら、大騒ぎしそうな大きさなのに、
アシナガだし大丈夫って思う私に同調するお兄さん、タダモノではないな。
クールにハチの巣のことを教えてくれたお兄さんで本当によかったけど
これに気付いたら、家族も近所の人も大騒ぎだろうなぁと憂鬱。
何が憂鬱って、こんなにしっかり育っちゃった幼虫と
しっかりできてる巣を撤去しなきゃいけないってコト。
玄関の内側ならまだしも、外だし、もうすぐ小さいいとこ達も帰省予定。
アシナガは1年しか巣を使わないので、このまま見守って
巣立ちさせてあげたいのは山々だけど、撤去しなければならない辛さ。。
でも、取らなきゃ!となると、アシナガさんたちとの戦いです。
なんとか犠牲を少なくしたいので、巣の下で蚊取り線香を焚いて
この場所、よくないよ〜ってアピールしてみたり、
毎朝、毎夕、巣にホースで水をかけて、ここ、ヤバイよ!ってやってみたけど
アシナガさんたちの方も、ここまで大きく成長した幼虫たちを置いてはいけないとばかり
毎日巣にかかる水を懸命に吸い取っては排水しているのです。
けなげで、ますます情がうつります。

でもやっぱり撤去しなきゃいけないので、長い棒で暗くなって眠り始めた時間に
巣を一突き。
が・・・私が思っていたよりずっと頑丈にできていて、突きだけでは落ちない・・・
作戦変更です。
玄関の外側から巣を突きましたが、そちらがわは巣の正面でうまく落とせません。
扉を開けた一瞬に巣の横から根元を切るようにように落とさねば・・・
ということで、再び横から。
アシナガバチは基本的に大人しいかわいいハチさんで、
畑では青虫など食べてくれる益虫。
でも巣が襲われる時には攻撃的になってスズメバチと同じような毒を持つので危険と
いろいろ調べて知っていたので、巣の攻撃はかなりの勇気が必要。
寝込みを襲うのは本当に申し訳ないと思いつつ、巣を落としました。
怖さで勢い余って、巣は玄関の中まで転がり、
近くにいると危ないかなぁとしばらくそのまま放置して、
しばらくして見に行くと、びっくりするほどの速さでアリが群がっていて
蜂の子おいしいんだろうなぁ。みんな持ち去られていました。
あわよくば、巣を裏庭に置いておいたら幼虫還ったりするかな?と甘い考えだった私。
ゴメンね・・・

頻繁に乗らない実家の車のタイヤでは、セミが羽化した跡。
畑でもハチの巣撤去。
このサイズは長野でも実家でもいつも落としているので大丈夫。

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