美山の茅刈りで知り合った、神戸茅葺ネットワークの方のお誘いで
娘の中学のママ友とバスツアーへ。
「いにしえよりのアートをめぐる」ってタイトルツアーです。
あいにくの雨でちょっと予定が変更されてしまって残念。
まずは五色塚古墳へ。
五色塚古墳は、淡路島、明石海峡を一望する台地に築かれた前方後円墳。
全長194m、兵庫県で一番大きな古墳です。
2000本以上の円筒埴輪が並べられていたことから、
千壺古墳とも呼ばれたそうで。
頂上まで登りましたが、雨で足元は水たまり、景色は真っ白。
でも兵庫に生まれ育ってるのに、初めて来ました(多分)。
学校で習ったのかな。全く記憶なし。
次は明石大橋のたもとにある孫文記念館へ。
”神戸ローズ”というタイルや
金唐紙が素敵な階段。
金唐紙は岡谷の旧林家で、愛子さんと見たな。
テンションあがる工芸品です。
孫文記念館を出て少し歩いたところにある、夢レンズ。
3種の異なった岩肌のメビウスの輪は、人・自然・科学
そして、明石海峡大橋が結んだ、本州・淡路・四国を表しているそうです。
橋の生みの親である、原口忠次郎の言葉、
”人生せべからく 夢なくしてはかないません”が書いてあります。
今回のツアーの主催者さんは明石海峡大橋の建設にも関わられた方。
世界最長級の吊り橋を作るのは並大抵ではなかったそうです。
今回は行けませんでしたが、橋の科学館や展望台にもまた行ってみたいです。
お昼を食べたあとは、淡河宿(おうごじゅく)本陣跡へ。
淡河は豊臣秀吉が楽市を開き、湯山街道の宿場町として整備された場所。
本陣跡は、秀吉に命を受け、宿場町建設に尽力を尽くした村上家の邸宅で
江戸時代には明石藩主が宿泊所として利用していました。
廃墟となりかけていたこの場所をボランティアで地元の若者達や茅葺職人さんが修繕。各種イベント開催やお店などが入っています。
モダンなデザインの欄間が目を引きました。
こちらが茅葺職人、相良さんの作品。
神社の壁面も茅で敷き詰められています。かわいい。
茅の材料になるススキをおしゃれに。
次に訪れたのは、厳島神社農村歌舞伎舞台。
現存する農村舞台では日本最古と言われているそうです。
中に上ってみると、舞台右にせり出した箱が。
ここに人が入って、三味線などの楽器を演奏し、この箱は
スピーカーの役割をするそうです。
この後、南僧尾観音堂を見せてもらい、最後にこの美容院。
北欧のようにかわいいデザインの建物の側面には
やっぱり相良さんの作品の茅葺が。
温かみがあって、すごくかわいい作品でした。
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