2017年11月12日日曜日

白川郷

去年とってもよかった白川郷の茅刈り。
迷って、一人で参加です。
残念ながら前日に茅刈り中止の連絡があって、1日目は見学ツアー。



去年案内してもらってたのと、今年は去年より紅葉が終わっていたので
ちょっと残念なかんじだったけど、「すったて」という
豆をすって作った郷土料理をふるまってもらって、おいしかったです。

翌日は民家園で茅染めのワークショップ。
今回は一人なので簡素なゲストハウスに宿泊し、白川郷の外だったので、
少し歩いて向かいます。庄川。


民家園は合掌造りの建物をいくつか移築して作った白川郷の中にある観光用の施設です。
民家園入り口。


有料施設なので、人が少なく、ゆっくり雰囲気を味わいたい人にはオススメ。


これはマタタデ(股建)小屋↓
茅葺き屋根の家の屋根の部分だけのものです。
茅葺きの住宅は、下は大工さんが作りますが、上の屋根の部分は
住民で作っていたそうです。自分たちだけで作れるこのマタタデ小屋は、
家の建て替えや災害時の仮設住宅として使われていたそうです。



これだけで十分住めるいいお家で、こんな風に考えれば
茅葺きも作れなくはないんだなぁって、ちょっと身近に感じました。
ムーミンのアニメに出てくるモランというキャラクターのように
屋根をひきずっているような見た目も愛嬌バツグン。

茅染め会場へ。
茅は、屋根にふく植物の総称で、カヤという草はないのですが、
白川郷で茅として使われているカリヤスという植物で染めます。
平安時代から染めの原料として使われてきたカリヤス。
まずは煮出して、見た目はお茶!かおりも結構お茶。
煮出している間に、染めるハンカチに輪ゴムで模様を入れます。


煮出した煮汁へ、染めムラがおきないよう一気に染めるものを入れます。
順番に入れると、最初に入れたものに色が濃く入って、
後から入れたものにはあまり入らないようです。





灰汁で色止めして、できあがり。




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