2020年2月1日土曜日

東京ツアー

今年の始めに行けなくなっちゃった東京へ。
久々に映画館に連れてってもらった。
映画はDVDで見ればいいやって思ってたけど、昔一緒に行ってた人と行くと自分の時間を思い出したりして懐かしく、
やっぱり音が全然違って楽しかった。
かいろくんがお勧めしてくれた「ジョジョ・ラビット」。
ナチス・ドイツについて、子供が主人公で子供目線で描かれた作品。
とにかく子役がかわいいのと、役者が魅力的なんだけど、描いてる内容はつらい歴史的事実で、
これを面白いって言った17歳の子は、どこを面白いって言ったんだろ、
うちの娘はヒトラーとか知ってるのかな?とか色んな意味で考えさせられました。
私の世代は、辛くて苦しい物語を忘れてはいけないと、たくさんたくさん見せられて育ってきた世代だけど、
今の子は極力、そういう辛いとか重いものに触れないで楽しいことだけ見て生きてきている気がする。
私も自分が忍耐、強制、そういうの嫌だったら見せないできたような気がする。
どちらがいいとか悪いとかわからないけど。
そんなこと考えながら東京の夜、一人でぶらぶらして帰りました。


翌日は、大好きな先生のヨガ教室に参加させてもらって、
夜は久しぶりの友達と餃子作って女子会。



そして今回の目的の一つでもある、原美術館。
森村泰昌の企画展がされていました。
この美術館に好きで行っていたのは25〜30歳くらいの時なのに
入口のオブジェもそうだけど、全てが小さくなっているように見えて
身体が成長したわけじゃないのに、若い頃とこんなに印象違うの?って驚きました。
大好きだった常設の展示も、目新しいものがいっぱい溢れている今の目で見ると
色褪せているのか、普通に見えて、でもそれって、自分の中の感性が鈍ってるのかよくわからん。
森村の作品は、今回はエゴオブスクラって、重〜い内容で、
戦後の価値観の中で育った自分について、色んな意味で重すぎて
ジョジョラビットで考えたことと反対で、入ってこない。
私も子育てで子供と一緒に育て直してきてるから、そういう感覚が今の子に寄ってるんだなって感じました。
感覚が若いわけじゃないけど、古!って思いました。
というわけで、閉館と聞いて、あと何度でも行きたい!と思った美術館でしたが
もう一回くらいでいいかな・笑


夕方、別の友達がプチツアーを企画してくれて、オリンピックスタジアム見学。
スタジアムは全然近くに寄れないけど、横にミュージアムがあってちょこっと見学。





渋谷までぶらぶら歩いて、普段あまり行かない東京を満喫。
友達と入ったオサレ本屋で、くどかんとみうらじゅんの対談本を勧められ
普段なら絶対買わないけど、飲んでもいないけど、買いました。
たまには一人でバカ本読むのもいいかもね。
(くどかんは好きで図書館で借りて読んでます)


翌朝は、五反田でトウジャン。写真は小咆(シャオチー)。
台湾に行った気分になれるとママ友おすすめで、
五反田自体、初めてうろつきました。
っていうか目黒の友達の家から歩いて行けた。
朝の目黒川沿い、きもちいです。
スーツケース引っ張りながら、その後自由が丘で10年ぶりくらいの友達と会い
普段は娘中心にまわる東京だけど、自分旅たのし。

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