2019年9月28日土曜日

古民家再生塾

滋賀で開催された古民家再生塾へ。
去年役所にあったチラシで見つけたのですが、職人の山田さんを見つけてびっくり。
今年もあったら是非参加したいと思っていて、申し込み。



山田さんは西宮の活動で何度かお世話になっている茅葺職人さん。


今回は差し茅です。屋根の作業できるなんて夢みたい。


古い茅を半分くらい引っ張り出して、新しい茅をその上に滑り込ませます。
ある程度詰まってきたら、たたきでならして、
はさみで整えます。


こちら屋根の内側。


屋根に乗るため、横に渡している青竹を設置するためには
屋根の上側から、この金属の大きな針に紐を通して、ここぞ!と思う場所に刺すんです。
屋根の内側では、刺された針の紐を抜いて、次に刺してもらう場所が
今より上か下かとかを大声で指示します。
内側にある横に渡されている竹に括り付けるので。
内側に指示通り入ってきた針に、また紐を通して、屋根の上側で結んでもらいます。


これ茅葺で使う道具。


茅は穂先と根元と分けて束にし、穂先を先に空いたところに埋めて
後から軸で詰めていきます。
穂先はきつくなると入りにくいので。
今回の材料は伊吹山のススキだそうです。


一通り詰まったら、屋根がひずんで低くなってしまっているところを
竹で持ち上げてまっすぐへ。

仕上げは電動カッターで。





滋賀、あまり行ったことなかったですが、
琵琶湖畔も雰囲気あってよかった。
山田さん、嵐山よく仕事できてて祇王院や平野屋やってたそうです。


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